CRシュタインズ・ゲート 評価
通常時演出 C
高確率時演出 B
演出バランス D
総合評価 "C+"
ゲーム原作、アニメ化により大好評を博したシュタインズゲートのパチンコ化。
版権自体はパチンコの演出化しやすく、個人的に期待していた台ですがその演出の中身とは…
良い点
- 原作。
- 原作ファンなら満足間違いなしの発展先演出の量。きちんと主要キャラ分の弱リーチ+ロング、ストーリーリーチに特殊リーチ等、制作がしっかりしている。
- 変則的な振り分けのため、それに準じた突入時演出や右打ちの振り分け演出になっており、種類が豊富。
- 右打ちで見れる、原作の名場面リーチが原作ファンにはたまらない。
- 原作。
悪い点
- 通常時の演出バランスが悪い
- 演出が多い弊害で、いくつか死に演出ができてしまっている。
- 役物が若干手抜き。
- せっかく良曲揃いなのにそれを熱い演出に絡める気が皆無。
原作大好きです。
スマホの待ち受けもSteins;Gate一色の僕がレビューします。
始めに言っておきますが、台としては並です。
でも原作好きなら打ってください。
大当たり演出で普通に涙でます。
泣きながら右打ちしてるやべーやつになれます。
まず、良い点ですが
とにかく演出が豊富です。
多過ぎて把握しきれないよ、ってほど豊富でそれに加えて発展先も多いという豪華ぶり、
原作ファンに対するサービスがふんだんに盛り込まれている、これは大きいです。
好きな版権の台がでても、別にこれなら版権台じゃなくても良くない?みたいな出来にされるとメーカーに殺意湧きますからね。
原作ファンが楽しめるってだけでもそれは大きなプラスです。
そういう面では確実にこの台は当たりですよ。
次に、当たった際の振り分け演出が独特である、というのも一つの評価点です。
突入時然り、右打ち時然、少なくともこの台でしか見れないな、という演出が搭載されています。
もちろん演出の方向性の好き嫌いはあると思いますが、きちんと作り込まれている台であることは確かです。
突入時演出のチャンスアップにもクスリと来てしまうような確定要素があったりと遊び心もありますしね。
次に、悪い点ですが
演出バランスに関しては”酷い”の一言に尽きます。
まず、色系の演出は通常時は金でも空気、赤はチャンスダウンです。
とにかくびっくりするぐらい金がポンポン出て、ポンポンハズれます。
そのくせ、他に熱い演出が絡んでも、色予告が赤止まりだと期待度がバリバリに下がります。
存在することによって不利益が生じる予告なんていらないです。
次に”死に演出”の多さです。
例えば、チビキャラが擬似連継続を伝える演出、メールがストックして開封され擬似連継続を伝える演出、成功したら擬似連します!というミニゲームの演出、
これが擬似2のタイミングで一気にきたりします。
どれか一つでいいんですよ。こんなにいらないんです。
こんな感じで一つのアクションを伝えることに対して、2つも3つも違う演出を使うんですこの台。
それに対して何かたくさんの法則性があったりすればスルメ台になるんですが、ただ演出をつめこんでいるだけなのが残念なところです。
後は小さな点だと、役物がただのロゴであるという点ですね。
電話レンジ、タイムマシン、ニキシー管、未来ガジェット等いくらでも代用は効いたはずですが・・・
一応全て演出中に使われているので、そういうのをはぶいていった結果ロゴになってしまったのか・・・という予想。
個人的にはタイムマシンがドンピシャでよかったのではないかと思いました。
突入時演出も跳べよーーー!からタイムマシン役物であれば、流れとしてもキレイですしね。
後は個人的に熱い演出に主題歌が使われないのはもったいない。
流れるタイミングは大当たりをしてから流れるか、擬似のときに流れるか、弱リーチのときに流れているかぐらいのもので、
流れれば熱いだとかいつもと歌がちがうと・・・ぐらいはあったらもっと盛り上がったのにな、と感じました。
最終的に評価はC+、実際原作ファンからするとファンサービスだけでAです!って言いたいほどなのですが、台として見たときは割りと並だよねという評価に落ち着いてしまいます。
でも原作ファンの方は絶対打ちましょう。また熱が戻ってぐるぐらいには感動できます。