CRFバイオハザード リベレーションズ 評価
通常時演出 C
高確率時演出 B
演出バランス B
総合評価 "B"
良い点
・通常時に無駄な発展が少なく、展開次第ではいくらでも当たることがある。
・原作ファンであれば様々なモンスターがでてくるのでそれを見るだけでも楽しめる。
・色演出の種類に無駄が無く、赤は熱く金は概ね確定という分かり易い作り
・わかってくると演出の期待度のバランスがクセになる。完全なスルメ台。
悪い点
・他台で熱くて好評だったレバブルを通常演出として使ってしまっている。使うこと自体は良いのだが、他で代用が効くだろうという演出に使っているのがもったいない。
・演出自体は少し分かりづらく、初打ちだと判断しづらいため、最初に拒否反応がでてしまうとハマらない人はハマらない。
・右打ち中の危険図柄テンパイ煽りが頻発するため、もうすこし頻度が低くてもよかった。
・音量がデカい。
さて、バイオの版権ですね。
バイオの版権はDaiichiが出していましたが、今作はSANKYO。
どう仕上がるかと思っていたらまさかのスルメ台となっていました・・
まず最初に言っておきますが、
僕はこういう台大好きです。(直球)
個人の偏見をガッツリいれていいならこの台は評価としては全部Aあげちゃいたいぐらいなんですけど、おそらく一般的にはそんなに評価はされないかな・・といったところ。
バイオ自体が好きなのと、発展自体にワンチャンがある台で通常が静かな台という
僕のドンピシャを引いてる台です。
とにかくスルメ要素が多くて、最初の内はイライラすることが多々あります。
ここでハマれば神台だしハマらなければ糞台ですね。
では説明していきます。
良い点ですが、
まず、無駄な発展が少ないことです。
ハズれるときはわりとテンパイしませんはい次、で終わります。これが割と大事で、ぼんぼこエフェクトだして発展した挙句に長い演出みせられた後にハズレ、という事が頻発すると回転率も悪くなるし、普通にイライラしますよね。
この台はその煽りがちょうど良いです。
もちろんハズレとわかる発展もありますが、もしかしたら・・?という流れが普通にまじってくるので飽きること無く演出を楽しめると思います。
あとは色演出がわかりやすいのは大分評価が高いです。
昨今のパチンコ台で、発光、青、緑、黄、紫、赤、金、メーカー色、虹....と
必要もない色をモリモリいれている台をよく見ますよね。
こういうことをされると赤色しか出なかったらほぼハズレとか青と緑はただあるだけで何の意味もないとか黄なのか金なのかわかんねぇよ・・・とか
クソほどしょうもない台になってしまうんですが、この台はきちんとそこを回避しています。
保留の種類も少なく、緑でも十分期待がもてます。
通常時赤も熱いタイミングででれば熱いですし、金に至っては出ればだいたい確定というわかりやすさ。
それらがでなかったからハズレるか、といわれれば別にそうでもない。というバランスの良さ。
色の種類なんてこんなもんでいいんですけどね。何故増やしたがるのかが謎ですけどね。
恐らく昔にくらべて演出が(無駄に)多様化したせいで、制作時に色演出の種類も足りなくなってしまうからかな・・と勝手に予想しています。
そして上述したように、この台だいぶスルメ台でして・・・
全然熱く見えないようでわりと熱いとかこの流れを経由したならわりと熱いとかが
かなり多いです。
一つ一つの演出は熱くないように見えて、実はこれは・・・というものが割りと絡み合っていて、分かってくるとすごいクセになります。
右打ち中のバトルもケツ浮き復活や発展しただけでは判断できないような演出が多くて、ドキドキできてかなり良い作りになっています。
演出自体少なすぎもせず、多すぎでもない、バランスは大分良いほうの台です。
次に悪い点ですが
他のSANKYO系列の台と演出の熱さに温度差があるので、他の台は熱かったのに・・・がわりと多いです。
代表的なものでいうと”レバブル”ですね。
他の台であれば発生時点で激アツだったり、確定だったりしてしまう人気演出なのですが、この台に置いては通常時はただのテンパイするかどうかの煽り先読みに使用されていますし、発展した時は必ずレバブルが出ます。
初打ちだけですが、ガッカリはしてしまうでしょうね。
次に、スルメ台ではあるが故にやはり最初は分かりづらい。
先読みが発生したけれど、なんの音沙汰もないとか、画面がチャンス目赤で固まったのに発展しなかった・・とかそういうものが多いです。
これらは実は発展すれば熱いだとか特定条件下だと発展確定だとかがあるのですが、やはり打ちこまないと分からない!
打ち込むまでに辿りつかないと面白さはわからないかもしれません・・・
次に右打ち中の演出についてなのですが、この台はテンパイ図柄によって単発危険度が上がるという仕組みになっているのですが、危険図柄のテンパイ煽りが割と頻繁に発生します。
そこからテンパイ回避したりだとか、発展先がウーズ(外れても継続)だったりだとかで分岐するのですが、打ち手としては危険図柄テンパイなのでやはりヒヤヒヤしてしまいます。
継続65という規制の中での演出なので、仕方ないといえばそうかもしれませんが、
それにしてもやはり煽りが多いです。
そして最後に音量がデカすぎることです。
わりとびっくり演出が多い今作なのですが、マジでびっくりします。主に音の大きさで。
そういうのが無理な人はまず無理ですね、この台。
そんなわけで最終的な評価は”B”ですが、個人的にはもうAどころかSあげちゃいたいぐらいです。
万人ウケするタイプではないですが、ハマる人にはとことんハマるという台です。
これは是非打ってみてもらいたいですね。